【公開】プログラミング講師のデスクツアー!AI「バイブコーディング」を支える愛用ガジェットたち

【公開】プログラミング講師のデスクツアー!AI「バイブコーディング」を支える愛用ガジェットたち
目次

こんにちは、IT講師のケイです。

普段は子供たちにプログラミングを教えていますが、実は私自身も現役のエンジニアとして、日々コードを書いています。

最近、エンジニア界隈で「Vibe Coding(バイブコーディング)」という言葉が流行っているのをご存知ですか? これは、AIと対話しながら、まるで音楽を奏でるようにフロー状態でコーディングする新しい開発スタイルのことです。

今回は、そんな私の「バイブコーディング」を支える、本気の仕事道具(デスク環境)を初公開します。 「プロはどんな道具を使っているの?」「子供にはどれくらいのものが必要?」そんな疑問を持つ親御さんの参考になれば幸いです。


1. 私の相棒:自作のハイスペックPC

まず、デスクの主役は何と言ってもパソコンです。 私は「デスクトップPC」をメインに使っています。

  • CPU: Intel Core i7 (第14世代)
  • メモリ: 64GB
  • GPU: NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti

「えっ、そんなにハイスペックが必要なの!?」と驚かれるかもしれません。 はい、私の仕事にはこれが必要です。

なぜなら、「AIとの共創」にはパワーが必要だからです。 ローカルでAIモデルを動かしたり、生成した大量の画像を処理したり、Unityで3Dゲームを作ったり…。 AI時代のクリエイションは、マシンスペックがそのまま「思考の速度」に直結します。

子供にもこれが必要?

いいえ、小学生にここまでのスペックは不要です(笑) でも、「ストレスなく動く」というのはとても大切です。

道具が悪いと、子供はすぐに飽きてしまいます。 「パパみたいな凄いのはいらないけど、普通に動くやつがいい」 そんなお子さんのための「ちょうどいい」選択肢については、こちらの記事で詳しく解説しています。

[card url=“https://ai-kids-pc.pages.dev/posts/recommended-pcs-for-kids/”]


2. AIチームメイト:Gemini Pro & Cursor

ハードウェアと同じくらい重要なのが、ソフトウェア(AIツール)です。 私は一人で開発しているようで、実は「優秀なAIアシスタント」と常にチームを組んでいます。

頭脳担当:Gemini Pro(現在 Gemini 3 Pro)

企画出しやアイデアの壁打ちは、Googleの「Gemini Pro」にお願いしています。 「こんなアプリ作りたいんだけど、どう思う?」と投げかけると、人間顔負けの視点でフィードバックをくれます。 この記事の構成も、実はGeminiと相談しながら決めました(笑)

実装担当:Cursor (カーソル)

そして、実際のプログラミングで手足となってくれるのが「Cursor」というAIエディタです。 「ここにこんな機能を追加して」と日本語で指示するだけで、AIが瞬時にコードを書いてくれます。

これからの時代のプログラミングは、すべてを自分で書く必要はありません。 AIという「優秀な部下」にどう指示を出し、どう導くか。 それが、私が提唱する「バイブコーディング」の真髄であり、子供たちに伝えたい「AI時代の創造力」です。


3. 入力デバイス:キーボードとマウス

最後に、地味だけど一番大事なのが「直接触れる道具」です。

  • キーボード: HHKB Professional HYBRID Type-S
  • マウス: Logicool MX Master 3S

キーボードは、エンジニアの神器「HHKB」です。スコスコとした打鍵感が心地よく、一日中打っていても疲れません。 「弘法筆を選ばず」と言いますが、「弘法だからこそ筆を選ぶ」のだと私は思います。

良い道具は、触っているだけで「何か作りたい!」という意欲を湧き立たせてくれます。 この「ワクワク感」こそが、創造性の源泉なんです。


親御さんへ:道具は「投資」です

私のデスク紹介、いかがでしたでしょうか?

「子供にこんな高いものは…」と思うかもしれません。 もちろん、最初からプロ用を与える必要はありません。

でも、どうか「子供の可能性を制限しない道具」を選んであげてください。 起動に5分かかるパソコンや、すぐに固まるタブレットでは、せっかくの好奇心が萎んでしまいます。

道具への投資は、未来の体験への投資です。 お子さんが目を輝かせて「これ作りたい!」と言ったとき、それを全力で受け止められる環境を、ぜひ用意してあげてくださいね。

(まずは、お子さん向けのPC選びから始めてみてください!)


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