【やってみた】Claude Codeで統合版マイクラのアドオンを作ってみた!エンダードラゴン魔改造チャレンジ

【やってみた】Claude Codeで統合版マイクラのアドオンを作ってみた!エンダードラゴン魔改造チャレンジ
目次

こんにちは!現役IT講師のきっちゃん先生です。

「Claude Codeでマインクラフトのアドオン、作れるんじゃない?」

ふと思い立ち、AnthropicのClaude Code(AIエージェント)を使って、マイクラ統合版(Bedrock)のアドオン制作にチャレンジしてみました。題材は、ラスボスのエンダードラゴンを強敵に魔改造するアドオン。

結論から言うと、めちゃくちゃ面白い体験でした。そして、これは教育現場・プログラミング学習にとんでもないポテンシャルを秘めていると思いますので共有します。

この記事では、実際の制作プロセスと「ここはClaude Codeに任せた方がいい/自分でやった方がいい」のリアルな判断、教育者目線での可能性をシェアします!


そもそもマイクラの「アドオン」って何?

マイクラの中身を改造・拡張するための追加データのことを、統合版(Bedrock)では「アドオン」と呼びます。

  • 新しいモンスター・アイテム・ブロックを追加する
  • 既存のMOBの強さや行動を変える
  • 独自ルールのミニゲームを作る

…といったことが、アドオンを入れるだけで可能になります。Switch・スマホ・タブレット・Xbox・PCの統合版マイクラなら、誰でも簡単にインストールできます。

💡 保護者向けポイント アドオンはマイクラ公式が認めた仕組みです。ただし、配布元には注意が必要。今回紹介するクラフターズコロニーのような信頼できる日本のコミュニティサイトから入手するのが安心です。


今回作ったアドオンの概要

エンダードラゴン魔改造アドオン

マイクラ統合版のラスボス、エンダードラゴンを、もっと歯ごたえのある「強敵」に魔改造しました。

主な追加要素:

  • ミッションシステム:エンドラ討伐に向けたサブクエスト
  • スコアボード連動:進行状況・討伐タイムの可視化
  • 達成報酬:ミッション達成で特別アイテムをドロップ
  • 強化スポーンシステム:通常より強い派生エンドラの登場
  • 既存MOB改造:エンドラの行動パターン・耐久値の強化

「ただ倒すだけ」だったエンドラ戦が、本格的なボスバトルに進化します。

📦 エンドラ魔改造アドオンは現在調整中です 公開はもう少しお待ちください!代わりに、同じくClaude Codeで作った「100DAYS」アドオンを、マイクラ統合版コミュニティの定番投稿サイト「クラフターズコロニー」にアップしています。こちらもぜひ遊んでみてください! クラフターズコロニー


Claude Codeってなに?

Anthropicの「ターミナルで動くAIエージェント」

Claude Codeは、Anthropicが提供するAIエージェント。コードを書く・修正する・実行する・テストするを、対話しながら全部やってくれます

コマンドライン(ターミナル)からも使えますが、今回はVS Code(Visual Studio Code)の拡張機能として導入しました。これにより、Claude Codeがプロジェクトのフォルダ構造やコード全体を理解した上で作業してくれるので、複数ファイルにまたがるアドオン制作にぴったりの環境になります。

ChatGPTやGeminiと違って、Claude Codeは「実際にファイルを作って、編集して、動かせる」のが最大の特徴。

つまり今回のように「マイクラのアドオン(=複数のJSONファイルの集合体)を作りたい」みたいなタスクは、Claude Codeの真骨頂です。


マイクラ統合版アドオンの構造をかんたんに

統合版アドオンは、大きく2つのフォルダで構成されます:

パック 役割 主な中身
ビヘイビアパック ゲームのルール・MOBの挙動 JSON、JavaScript(Scripting API)
リソースパック 見た目・テクスチャ・モデル PNG、3Dモデル、サウンド

今回は、「ビヘイビアパックだけ」に集中しました。理由は次のとおり。


役割分担:Claude Codeに任せること/自分でやること

体験してわかった「うまくいく組み合わせ」は次のとおりです。

✅ Claude Codeに任せる(=失敗しない)

  • フォルダ構造の作成(manifest.json、entitiesフォルダなど)
  • 開発環境のセットアップ
  • ビヘイビアパックのコーディング(JSON・JS)
  • 既存MOBの挙動データ参照と改造
  • スコアボード・コマンドブロック連動の実装

🙋 自分でやる(=今回時間切れで割愛したもの)

  • リソースパック(テクスチャ・3Dモデル・サウンド)
  • 企画の発想(「エンドラを強くしたい」「ミッション形式にしたい」など)
  • 動作確認とフィードバック

💡 ビヘイビアパックはClaude Codeの得意領域 JSONファイルの大量編集・参照は、人がやると目が痛くなる作業。AIエージェントが一番輝くポイントです。一方、リソースパック(画像・3Dモデル)は専用ツール(Blockbenchなど)が必要で、AI単体では作れません。「コードはAI、ビジュアルは人」の役割分担が現状のベストです。


Claude Codeが「得意」だったこと

実際にやってみて、スムーズに完成した機能がこちら:

1. ミッションシステム

「エンドラを倒すまでに〇〇を集めろ」というクエスト構造。コマンドブロックとスコアボードの組み合わせで実現。Claude Codeが構造を提案してくれて、ほぼ一発で動きました

2. スコアボード連動

討伐タイム・撃破数・取得アイテムなど、複数のスコアを並行管理。JSONの繰り返し記述が大量に発生する部分ですが、Claude Codeに任せれば一瞬。

3. 達成報酬システム

スコア達成時に特定アイテムをドロップするロジック。loot tableの構造をきちんと理解して書いてくれました。

4. スポーンシステム

「特定条件でレアエンドラがスポーン」といった条件分岐。確率設定・場所指定のJSONがスラスラ書けます。

5. 既存MOBの改造

エンダードラゴンの挙動JSONを参照しながら、HP・攻撃力・追加スキルを盛り込み。元データを壊さず、差分だけ上書きする設計を提案してくれて感動しました。


苦戦したポイント・失敗から学んだこと

❌ 複雑すぎるとバグる

「全部盛り」で機能を詰め込みすぎると、JSON同士の整合性が崩れて動かなくなることがありました。

例:

  • ミッション × スコアボード × 報酬 × スポーン × MOB改造を全部一気に統合
  • 結果:エンドラがスポーンしない/ミッションがリセットされない/クラッシュ

✅ 解決策は「シンプルに、段階的に」

成功した進め方:

  1. 1機能ずつ実装→動作確認
  2. うまくいったら次の機能を追加
  3. ぶつかったら「最小構成に戻して原因切り分け」をClaude Codeに依頼

これだけで、ほとんどの問題はクリアできました。AIエージェントを使うときも、ソフトウェア開発の基本「小さく作って動かす」が効きます

💡 教訓:シンプル is ベスト アイデアが膨らむのは楽しいですが、最初から100点を狙うとバグの森に迷い込みます。「最低限動く版」→「機能追加」→「調整」の3段階で進めるのが鉄則。これはClaude Codeに限らず、すべてのAIエージェント開発に共通する原則です。


教育者目線で見えた可能性

ここからが本題。これは教育現場で使える!と確信した理由を3つ。

1. 「子供のアイデア」を当日中に形にできる

これまでは…

  • 子供:「エンドラをもっと強くしたい!」
  • 先生:「いいね!でも実装には何週間もかかるよ…」

これからは…

  • 子供:「エンドラをもっと強くしたい!」
  • 先生:Claude Codeに指示 → その日のうちに動くプロトタイプ完成

「思いついた」→「動いた」の間隔が、極限まで短くなる。これは創造性教育において革命的です。

2. 「企画→開発→公開」の全工程を1日で体験

今回、私自身が体感したのは、本物のソフトウェア開発の流れを圧縮して体験できること。

① 企画(何を作るか考える)
   ↓
② 設計(どう作るか整理する)
   ↓
③ 実装(Claude Codeにコーディング)
   ↓
④ テスト(マイクラで動作確認)
   ↓
⑤ デバッグ(バグ修正・改善)
   ↓
⑥ 公開(クラフターズコロニーに投稿)

子供たちがこのサイクルを一日で経験できるのは、ものすごい教育価値です。

3. 「公開して他人に遊んでもらう」喜びを早期に味わえる

私自身もClaude Codeで作った「100DAYS」アドオンをクラフターズコロニーに投稿し、自分の作品を他人が遊んでくれる体験を味わいました。これが子供たちのモチベーションを爆上げするポイントだと実感します。

「いいね」がついたり、コメントが届いたり――これが「もっと作りたい」の原動力になるのです。


やってみての総合評価

総合評価:★★★★★

良かった点

  1. ビヘイビアパックの開発スピードが10倍以上に — JSON書きの苦行から解放
  2. 子供のアイデアをすぐ試せる — 「やってみよう」のハードルがゼロ
  3. 教育現場での実用性が高い — 企画から公開まで体験できる教材として最適
  4. 失敗・デバッグも学びになる — 「なぜ動かないか」をAIと一緒に考える経験

注意点

  1. リソースパック(テクスチャ・3Dモデル)は別途必要
  2. マイクラのバージョンアップで仕様が変わることがある
  3. 複雑すぎる設計はバグの温床 — シンプルさが鍵
  4. Claude Codeは有料(Claude Pro/Maxプラン、またはAPIキーの従量課金)
  5. AIエージェントの操作は「大人」が担当するのが現状ベスト 子供のアイデアは抽象的なことが多く(例:「エンドラを強くしたい!」)、そのままAIに投げても期待どおりの結果になりません。大人が「強いってどう強い?HP?攻撃力?新技?」と質問して具体化し、AIに伝わるプロンプトに翻訳する――この「大人フィルター」が、AIエージェント活用の安全性と精度を両立する鍵になります。誤った指示の防止、コスト管理、子供の創造性を引き出す問いかけ役を、大人が担いましょう。

まとめ:「アイデアを形にする教育」の入口に最高

Claude Code × マインクラフト統合版アドオン。これは子供たちが「クリエイター」になる体験を、最短ルートで提供してくれる組み合わせです。

「プログラミングは難しそう」と思っている子も、大好きなマイクラなら自然と取り組めます。そして、自分のアイデアが動いた瞬間の感動は、一生モノの学習体験になります。

教育者の方も、子供と一緒にアドオン制作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?まずは私がClaude Codeで作った「100DAYS」アドオンを、ぜひ遊んでみてください!エンドラ魔改造アドオンも公開準備が整い次第アップ予定です。

🎮 遊んでみたい方はこちら クラフターズコロニー


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